2017年12月3日日曜日

ランドナー

こんばんは。バイクカフェ カイエンドーです。
今日は当店の得意とする、ランドナーという車種についてです。

旅と共にあるのがランドナー

現在ではランドナーという車種自体がマイナーなこともあって、
そもそもあまり知られてないのではないかと思います。

ランドナーとは...
はっきりした定義はあるような、ないようなところなのですが、
「キャンプ前提の重装備を積載可能で、数日~1週間以上の旅行をするツーリング車」
というのが概ねの了解のようです。
日本一周で用いられるような車種、といえばわかりやすいかもしれません。

アラヤ フェデラル
フェデラルは本体6万円と再安価な部類だが、その耐久性と信頼性は
多くの日本一周で用いられた実績が物語る。
右のフェデラルは女性ライダーが日本一周で使用していたもの。

造作としては、
・積載前提の高強度・高剛性フレーム
・強度に優れる135㎜エンドで650A,BまたはHE26インチのホイール
・30~40Cの太いタイヤ
・フロントトリプル+リアワイドレシオによる軽めのギア比
・前後キャリア装着用のアイレット
・フェンダー装着前提のホイールクリアランス
・カンチブレーキ(近年ではディスク採用例も)
といった特徴があります。

伝統的なスタイルのランドナー、アラヤ ツーリスト
中級グレードながらCrMoラグフレームに本所製作所のフルフェンダー、
ヘッド抜き輪行も可能なヘッドセットにスギノトリプルクランクを備える。
標準では650Aホイールだが650B38の太いタイヤにも対応している。
まさか21世紀に10万円以下の新車でこのような自転車が手に入るとは...

語源はフランス語でバックパッカー、旅行者を意味する
”randonneur”であると言われています。
ランドナーというジャンル自体は日本生まれで、1960年代の
サイクリングブームの時に仕様が固まりました。
当時はアラヤ、丸石、ツノダ、ブリヂストン、松下など国内各社から
旅仕様のランドナーが発売され盛況だったそうです。

MASI CXシリーズ (厳密にはランドナーではない)
シクロクロス、MTBの技術がフィードバックされ、700Cでも太いタイヤと
高強度ホイールが手に入るようになった近年では700Cを採用した車種が増えている。
CX車ベースの車種はオンロード・オフロード問わず積載状態で高い走行性能を持つ。

競技用のロードやMTBでは装備されたコンポーネントのグレードで
その自転車のグレードが判別されますが、
ランドナーの場合には重量より耐久性優先で8速が採用されることが多く、
コンポだけではグレードが分かりにくいことが多いですね。
アラヤ ツーリストも10万円クラスですが8速です。
価格帯的には9速Soraか、10速Tiagraが付いていてもおかしくありません。

MTBベース、HE26インチのジャイアント グレートジャーニー
ここまで積んで大丈夫か!?というくらい積んでも平気なのがランドナー
国内では650A(ママチャリ26インチと全く同じ)が最も普及したサイズだが、
世界的にはHE26インチが最も普及したサイズである。
そのため海外遠征ではHE26インチホイールがよく用いられる。

近年ではMTBベースの車種が増えていましたが、
CXベースの車種も増え、また最近はやりのバイクパッキングも
ランドナーの一つの進化系だと思います。

旅をするための自転車がランドナーです。
速くなくていい、ゆっくり流れる景色とともにどこまでも行くのが
その本質でしょう。

ロードバイクでの日帰りに飽きた皆様、テントとシュラフがあれば
どこまでも行けるノマドな皆様、ランドナーという選択肢はいかがでしょうか?

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