2017年2月26日日曜日

変速機のお話その2

こんばんは。バイクカフェ カイエンドーです。
かなり間が空いてしまいましたが、前回の続きです。

今回はインデックス式シフターの内部構造についてご紹介したいと思います。
(ちょうどレストアでシフターを分解したのでそのついでなのです)

こちらがカバーを全部外した状態のシフター(STX 7S)です。

では構造をみていきましょう。
溝のある白いプラ部品がワイヤー受けです。溝にシフトワイヤーが通ります。
このプラ部品の上にくっついた黒いギザギザ、これがワイヤーの引き量を決める部品です。

マイナスドライバーで示した部品、こちらがシフトダウンのレバーを押すと
黒ギザギザを動かすハンマーです。
黒ギザが動くと白いワイヤー受けが一緒に動きワイヤーが引かれます。
そしてこの黒ギザがラッチ機構で保持されることでギアが1段だけ変速します。
シフトアップのレバーを押すと、黒ギザの保持が一段ごとに解かれて
ワイヤーが緩み、ギアが1段だけ変速します。
文章で説明するとわかりにくいですが・・・

この黒ギザの間隔がギア1段分のワイヤーの引き量を決めているのです。
こちらはMTB用のシフターですが、ロード用のデュアルコントロールレバーも
基本構造は一緒です。

ちなみに白いワイヤー受けと黒ギザも分解できます。
機種によっては一体成形だったりしますが、別々に分解できるものもあります。

ということは、この黒ギザを作ればインデックス量を自在にコントロールできるのです!
つまり、シマノのシフターでカンパのディレイラーに対応したり、存在しない
5速インデックスシフターを作ったりできるのです。めんどくさいのでやりませんが。

なお、古くなったシフターでシフトダウンしようとしたら
空振りしてワイヤーが引けない、という症状がたまにありますが、
この症状は黒ギザを押すハンマーの戻りバネがへたったりグリスが固まったりして
動きが悪くなるために起こります。
分解洗浄してグリスアップすればたいてい直ります。
もし気になる場合には一度ご相談ください!

※ちなみにシフターを分解してしまうと当然シマノのサポートは受けられなくなります。
中を見たい場合には自己責任でどうぞ!
また、最近の部品は勝手に開けられないように構造が複雑になっています。
ロックタイト赤が塗られている箇所はシマノが「開けるな!」と言ってると思った方がいいですね。

2017年2月19日日曜日

2月走行会

こんばんは。バイクカフェ カイエンドーです。

本日は2月の走行会でした。
 
とても良い天気になりました!
こんな日は対岸の広島まで見えます。

北条方面へ海沿いを走りました。
196号北条バイパスが走りやすくメジャーですが、
海沿いはとても眺めが良いのでオススメです。

こちらは鹿島近くのTowerさんです。
家具職人さんのお店ですね。
3F からの眺めは抜群です。
対岸の本州が見えますね。

折り返しはいつも通り道の駅手前のPEACEさんです。
やっぱり海が綺麗です。

お昼は北条の喫茶米門さんでいただきました。
古民家を改修したとてもくつろげるお店です。

今回はとても天気が良くて楽しいライドになりました!
北条方面は海も良し、山も良し、新しいお店もありとても楽しいですよ-!
ご参加の皆様、ありがとうございました!

2017年2月10日金曜日

ブース出店のお知らせ

こんにちは。バイクカフェ カイエンドーです。
GEARSさんで期間限定のブース出店を行うことになりました。
場所はこちら


スペインバルのズッケロさんが表示されていますが同じ建物です。
GEARSの中を通るとズッケロさんがあります。

モーターサイクル、アパレル、植物、アンティーク家具、
自転車などなど色々なアイテムが取りそろえられたセレクトショップです。



奥のズッケロさんではイタリア・スペイン料理においしいお酒もあります。
お食事のついでに是非お越しください!

2017年2月1日水曜日

2月のお知らせ!

こんばんは。バイクカフェ カイエンドーです。
気がついたら2017年も12分の1が終わってしまいました!
1月は行く、2月は逃げる、3月は去るとは言ったもので、早いものですね。

さて2月のイベントのお知らせです。

◇2月走行会
【日時】 2/19(日)10:00~15:00
【場所】 北条方面(予)
参加費無料!

行き先はバイパスではなく海沿いをゆっくり走り道の駅ふわりを目指します。
冬場は柑橘類の収穫で島は農作業のトラックが多いため、
しばらく島は控えようかと思います。

とはいえこの時期の島では柑橘類が大変お安くなっていたりしますのでオススメです!
せとかや清見などの高級かんきつが安く売られていたりします(ハネ物で数百円/kg)。
昨年2月に中島のフェリーターミナルで購入


さてもう一つ、注文の多い喫茶店というイベントが行われるようですよ!


場所は国道11号線沿い、新居浜市内です。詳しくは上記リンク先をチェックしてみてください。
2/14(火)から2/19(日)まで、12時~19時の営業です。


それともう一点、秘密にしたい良いお店に行ってきました。
秘密にしておきたいですがバラします。

今治市内のオオカミ珈琲さんです。


暗くなってしまったので写真がいまいち分かりづらいですが、古民家を改装した喫茶店です。
元々の建具や間取りを大切にリフォームした店内はとても良い雰囲気で、
ゆっくりコーヒーをいただけます。
これは秘密にしておきたいお店ですがバラしてしまいます。
是非是非足を運んでみてください!

2017年1月22日日曜日

ツイードランまつやま2017

こんばんは。バイクカフェ カイエンドーです。
本日はツイードランまつやまが行われました!


ツイードをドレスコードにトラッドな自転車(に限らず)で
楽しくサイクリングをしよう、という主旨のイベントです。

懸念されていた雨もなんとか持ちこたえました!
堀之内を出発し、県美術館→翠荘→道後温泉本館→大街道
というルートを走りました。



萬翠荘にて。トラッドなスチールフレームはあくまで望ましい、というだけで
実際はかなりのヴィンテージものからロードバイクまで幅広い自転車が集まりました!
バリエーションは豊富な方が楽しいですね。

こちらは道後温泉本館ですね。



最後に大街道を歩き千舟町のGEARSさんの奥、
スペインバルZuccheroさんでアフタヌーンティーです。

ベストドレッサー賞もありました!
(きっとあの方だろうなぁと思ったら予想通りでした)
なお商品はツイードのハリネズミでした。

と言うわけで、お洒落な皆様と面白い自転車の集まる楽しいイベントでした!
次回は今年の年末になるそうですので、皆様要チェックです。
楽しいイベントですので是非ご参加ください!

2017年1月15日日曜日

変速機のお話その1

こんにちは。バイクカフェ カイエンドーです。
今日は変速機のお話です。

本題の前にお知らせです。

来る1/22(日)には、ツイードランまつやまが開催されます!
店長も参加します。
当店走行会は2月に延期となります。
申し込み期間は過ぎておりますが、気になる皆様は要チェック!なイベントです!


さて本日の本題です。

こちらはトラッドなダブルレバー

誰もが一度はお世話になる変速機ですが、外装変速の場合、
ディレイラーとシフターの二つで構成されます。
それぞれ、ディレイラーはチェーンを動かして別のギアに移す役割、
シフターはシフトワイヤーでディレイラーを引っ張って動かす役割を担っています。
(電動はまた別ですが)

ディレイラーは基本的にはぶら下がっているだけです。
シフトワイヤーで引っ張られていなければ、内部のバネの力で
スプロケットの一番重いギア側に戻るようになっています。(ごく一部を除く)

こちらがディレイラーの定位置です。一番重いギア(一番小さいギア)

この状態からシフトワイヤーで引っ張ることで、順次軽いギアに移動していきます。
ギアを軽くするときはシフターのレバーをぐぐっと押し込みますね。
逆にギアを重くするときは、引っ張ったワイヤーを緩めればディレイラーのバネの力で
重いギア=小さいギアに移動します。
ギアを重くするときはレバーをカチッと軽く押すだけでよいのはそういうことです。

さて元々構造に詳しい方とカンの良い方はお気づきでしょうが、
「シフターでワイヤーを一回カチッと引っ張るとギア1枚分だけ変速する」
というシステムで現代の変速機は機能しています。
これはインデックス式(インデックスシフト)と呼ばれ、シマノが初めて開発しました。
シマノの機構はSIS(シマノインデックスシフト)と呼ばれます。
1クリックで1速というデジタル操作なのが特徴です。

現代の・・・ということは、シマノがSISを開発する以前の古代のシフトは当然アナログです。
ワイヤーを無段階に引っ張って、引っ張った分だけディレイラーが動く、
という極めてシンプルな構造でした。
シフターにはSISのようなギア一枚分だけ引っ張るような機構はなく、
ただ摩擦抵抗でワイヤーを保持する機構だけが備えられていました。
摩擦抵抗でワイヤーを引っ張るため、これらはフリクション式と呼ばれます。
フリクション式では、うまく変速するようにライダーが操作する必要がありました。

インデックス式の登場はとても画期的でしたが、それでも当時のライダーからは
「熟練ライダーには不要、機構が複雑で重くなる」と倦厭されたそうです。

フリクション式ですが、すべての面でインデックスに劣っているかというとそうでもなく、
 ○機構が単純
 ○軽量
 ○無段階に連続変速ができる
という利点があります。

特に連続変速というのは意外な利点で、MTBやシクロクロスなどのオフロード競技だと
急にギアを3~4枚飛ばして軽くしたいシチュエーションがよくありますが、
インデックスだと何回もレバーを操作しなければならないのに対し、フリクション式だと
ぐりっとレバーを回せば事足りるのです。

とは言え、オンロードの高速巡航時には操作性の面でインデックスが圧倒的に優位です。

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さてさて、外装変速はこのようにディレイラーがシフターで制御される仕組みになっています。
従って、ディレイラーの定位置(一番重いギア)が正しい位置であれば、
変速がうまくいかない場合はほぼシフター側(とワイヤー)の異常になります。

当店では点検や調整などお受けしておりますので、異常が見られた際や調子が悪いときは
ぜひお持ちください!

おまけ:通常と例外なディレイラー
ローノーマル(ディレイラーの定位置が通常と逆)

次回はインデックス式シフターの構造についてご紹介したいと思います!

2017年1月13日金曜日

冬休みの課題?

こんにちは。バイクカフェカイエンドーです。
気が付けば1月も半ば、すっかり遅くなりましたが冬休みの宿題の
報告をしたいと思います。

宿題その1、ロールアップパニアバッグ!

薄手の帆布で作ったパニアバッグです。
縦にA4の書類が収まります。
中身のない時には巻き上げてキャリア上部にストラップで縛れば邪魔にもなりません。
取り付け部はクリップで仮止めしていますが、ハトメを付けてカラビナで装着する予定です。


宿題その2、大型サドルバッグ!

こちらも帆布の大型サドルバッグです。
リアバッグサポーターとの併用を前提に設計しています。
お湯沸かしセット(ミニケトルとロングCB缶、ストーブ)が楽に入ります。

OD缶を使うとさらにコンパクトに


ほかにもツールを入れるロールバッグも作ってみました。
こちらはサドル下にくくり付けてよし、ボトルケージに差し込んでよし、
ハンドルバーに取り付けてもよしなサイズになっています。

いずれも試作品です。これから実地テストを重ねて改良し、
正式な量産品はお向かいのリテラさんに依頼する予定です。
クオリティは格段に向上します!

ミリタリー系・ワーク系アイテムっぽい無骨さを基本として、
トラッドにも現代風にも偏らないデザインを目指していきます!
リテラさん、よろしくお願いします!(丸投げ)