2017年3月1日水曜日

8速のすゝめ

こんばんは。バイクカフェ カイエンドーです。
早いものでもう3月ですね。今月も恒例の走行会を行います!
3/19(日)、場所は決まり次第ご連絡します。

さて本日は8速コンポーネントのお話です。
エントリーモデル、または廉価モデルとして認識されている8速ですが、
実は隠れた利点があり未だに現役バリバリなのです。
上位グレードを使う皆さんほど気づかない隠れた(?)利点をご紹介したいと思います。

8速コンポの雄、クラリス

<1. 安い>
とにかく安いのが特徴です。
例えば、チェーン・スプロケット・チェーンリングは消耗品ですが、
8速だと定価で¥5,618です。
内訳 チェーン ¥1,117
   スプロケット ¥2,851
   チェーンホイール ¥1,650

11速になった105でこの3つを交換しようとすると、
定価で¥15,176かかります。
内訳 チェーンCN-HG600 ¥3500
   スプロケット ¥5,290
   チェーンリング ¥6,386

8速だとなんと三分の一です。

<2. 丈夫>
エントリークラスの宿命、安い代わりに重いのが今の8速コンポです。
重いのは安い鉄を積極的に使っているからです。
そしてすべてが分厚くできています(10、11速と比べて)。
例えば、スプロケット1枚の厚さはシマノ8速で1.8mm、
10、11速で1.6mmです。10%も厚さが異なります。
厚い分耐摩耗性が高いのが8速です。
また、チェーンリングもアルミ合金ではなく重い鉄ですが、
その分耐久性は高くなっています。

ちなみに上は新品、下は走行距離数万kmのクラリスRD
消耗したプーリーに注目です!
ここまで来れば文字通り「使い切った」というところですね!

また、メンテ不足でも雨に当たって錆びても比較的きちんと動いてくれます。
レース向けの上位グレードはそういう点では弱かったりします。

<欠点>
重い。
ついでに見た目が安っぽい。(実際安いわけで・・・)
さらに言うと、きちんと調整されていないと変速がスムーズではありません。
細かい精度がやはり上位に劣るため、きちんと調整されていても
変速や動作のなめらかさと剛性は上位グレードとは比較になりません。

<では何に使えば良いの?>
◆通勤車
毎日のアシとして使う通勤車には、高価なコンポより
安価で丈夫な8速がオススメです。
レース用以外の通勤車をコスパの良い8速で組上げるのはアリですね。

◆長距離ツーリング
日本1周のような超長距離には断然8速です。
チェーンのメンテナンスを怠ると、スプロケやチェーンリングが一気に摩耗しますが、
8速なら耐久性が高いのでそこまで気にする必要性はありません。
いつでもメンテができるわけではない長距離にはオススメです。
また、チェーンはホームセンターでも売られており入手性も高いです。

通勤から長距離まで、店長お気に入りのアラヤ フェデラル
8時間以上自転車から離れると死んでしまう店長のような人は
雨だろうが何だろうが乗れるこういうのが1台あると助かります。

ちなみに、黒い色が嫌がられる8速チェーン(CN-HG40)ですが、
CN-HG71はメッキプレート仕様、KMCのZ7はカラー展開もあります。
まだまだラインナップ豊富

かつては8速コンポは最新鋭でした。今から15年ほど前でしょうか。
当時の8速XTでレースに参戦していた記憶があります。
それから15年が経過し、技術的にこなれた8速はレースの第一線からは引いたものの、
タフな日常使いの自転車に、また長距離ライドにまだまだ現役です。
(店長の方を見ないでください)

というわけで、まだまだ現役な8速(と店長)です。
レース用は11速、普段使いは8速と、ハレとケでバイクを使い分けるのもまた
賢い使い方かもしれません。
通勤用のセカンドバイク、長距離ツーリング車は当店の得意とするところです!
ご来店お待ちしております!

あっ、もちろん11速レース向けロードバイク、MTBのご用命も承っております!


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