2019年5月12日日曜日

ローカルライダーごとの特色

先日、神戸のチークリさんにお越しいただきました!

青で統一されたおしゃれなショップです!近畿に行くことがあればぜひ立ち寄ってみたいですね!

神戸といえば六甲山、高齢の方や初心者でも楽に六甲山に登れるe-bike(平たく言うと電動アシストのロード、クロスバイク)がかなり人気だそうです。
某仙台では雪山ファットバイクがピンポイントで流行ってますね。
というわけで国内でもローカル毎に特色が出てきますね。

松山市を含めた愛媛県内の平野部では、目に付く山らしい山は70年代あたりまでにみかん山として開拓されつくした歴史があり、ほとんどの山に簡易舗装の農道とモノレールが通っています。
たとえばこちら、国土地理院の地図・空中写真閲覧サービスで古い航空写真を見られますが、山の北斜面に至るまでほとんどが果樹園になっています。

キウイに転用されたみかん山も多い

ところが現在ではこの果樹園のほとんどが耕作放棄されて森に還りつつあります。コンクリートの簡易舗装も上に土砂が乗って草が生えると未舗装路と見分けがつきません。

果樹園が機能していて、ある程度交通量があればこのように簡易舗装が保たれます。回りは雑木林ですが、モノレールの残骸があるので元はみかん山だったのでしょう。

この辺になってくると未舗装路っぽいですが地図と航空写真では簡易舗装だったようです。轍があるので軽トラがまれに行き来していると思われます。

これも元簡易舗装路です。車どころか人もほとんど通ってないですね。完全に自然に還っています。千年後くらいには古代の道路跡みたいな感じで発掘調査されるでしょう。

ここも完全に森の小道と化していますが、このすぐ後ろにみかん畑と営農倉庫の残骸と土に還りつつある軽トラがあったので簡易舗装路だと思われます。写真を撮り忘れましたが真後ろに「農業用に付き一般車両の通行お断り」という農協の看板が立っていました。

というわけで、地方ごとに色々特色がありますが、この界隈では放棄されたみかん山農道が良い具合にトレイルと化しつつあります。ちょっと登ると眺めのよいところもありますね。
舗装路もトレイルに戻ってしまった道もアプローチの幹線道路も、アドベンチャーバイクだとサクサク走れます。ただしみかん山の勾配は12%とか15%とか、ふざけた斜度があるのでフロントダブルか、シングルなら36T以下が欲しいですね。

どうやらトレイルは探しに行かなくても向こうからやってくる時代になっているようです。梅雨前に探索してみてはいかがでしょうか?ただし農家の皆様の邪魔にはならないように!そしてブヨやマダニに要注意、手足を出さないように長袖ジャージとレギンスは必須です!

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