2019年5月29日水曜日

DAHON(ダホン)取扱い始めました!

折りたたみといえばDAHON、DAHONといえば折りたたみ、走れる折りたたみの代名詞ことダホンの取扱いを始めました!


手始めに人気車種のBoardwalk(ボードウォーク) D7、入荷しております。
一昔前のいかにも工学博士が設計したような性能と機能を追及したデザインとはうって変わり、性能だけでなく見た目も格段に進化していますね。
とにかく色が良い!


しかもこのトップチューブ下のワイヤー、これはまさかスリングショットか!?Deltecと公式にはいわれているようですが...
このワイヤーでテンションをかけることで、トップチューブ(1本しかないのでメインフレームでしょうか?)をへの字に曲げる向きに応力がかかり、フレームの強度が上がるという仕組みです。(やっぱりスリングショット)


ボードウォーク、12kg台と折りたたみの中では決して軽い部類ではありませんが、ヘッドチューブ付け根のガゼットやリア三角が形成されていることなど、フレームの細かい点から走行性能に妥協がないことが伺えます。
さらに今年のモデルはフレームジオメトリは変更されずDeltecが搭載されたので、従来よりさらに耐久性が増したといえます。

メーカー営業さんに「ハンドル高すぎますよ!」って言われた写真ですが良く見たら確かにハンドル高すぎますね。
ご自身に合わせて適宜調整してください。

普段から乗ってたまに車に入れても運びやすい、DAHONは車が必須な地方都市在住者にとってベストバイなのではないでしょうか?
店頭に在庫もありますのでぜひご覧ください!色も現物はカタログより良いですよ!

2019年5月27日月曜日

【試乗車来ます!】6月イベントのお知らせ

梅雨前なのに夏のような暑さですね。さて6月イベントのお知らせです!
ごごしま音楽プール
【日時】6/2(日)
【場所】興居島 旧泊小学校
当店も出店します。なおBreezer試乗車もやってきます!
Doppler Cafeに荷物を積載して行く予定です。もちろん自由に乗っていただけます!

こんな感じでいろいろ積載したキャンプ仕様のドップラーで行きます!お楽しみに!

6月走行会
【日時】6/16 (日)
【場所】お城下マルシェ+重信川沿い
梅雨ど真ん中なので晴れることを祈りましょう!
またまたマルシェで買い出しをして重信川沿いのサイクリングロードを中心に走ります。楽しいグラベルルートもありますよ!
参加は無料です。お待ちしております!

2019年5月22日水曜日

MASI 2019 じきにやってきます!

当店でご好評いただいておりますMASI、2019モデルもかなり良い仕上がりです。代理店さんとともにやってきたサンプルを見てみましたがいいですね。MASIもアドベンチャーバイクは以前からやっていましたが相変わらずよい自転車に仕上がっています。

CXGR ¥119,000

CXシリーズの後継がCXGRです。基本グレードですがアドベンチャーバイクの基本を抑えた優等生な仕上がりです。ハブ軸は100mmと135mmクイック、クラリス2x8にメカニカルディスクブレーキです。前後にキャリアとフェンダー用のダボも当然備えています。

特筆すべきはドロッパーシートポスト装着用のための穴が用意されているというところでしょうか。サスフォークといいドロッパーといい、完全にMTBの進化形になりつつあります。


こちらはMASI Mini velo UNO 、2本のトップチューブが特徴的なミニベロです。雑誌とか挟むとヨーロピアンな風が感じられそうです。

ブロンプ...ゲフンゲフンこちらは国内メーカーのHarry Quinn PORTABLE E-BIKEです。重量14.6kg、価格も¥135,000と、e-bikeとしては破格のスペックです。試乗させてもらいましたが、アシストがあるのでかなり進みます。
ブロなんとかと違いシングルスピードなんですが、アシストがあるので重量にもコストにも響く内装3速ハブを使っていなくても問題なく走れます。かなり思い切って割り切った設計であるといえます。相当真面目に作ってるのではないでしょうか。見た目によらず。
このシングルハブである点とフロントインホイルモーターなので整備性が高い点も好印象です。たぶんこれ相当真面目に設計してますね。見た目の割りに。

さてアドベンチャーバイクにドロッパーシートポストは必要か?という話をMASI CXGRを見ながら代理店の営業さんと話をしていましたが、その午後には気づいたら早速ドロッパーが必要な山にいました。クイッククランプなので下る前にシートを下げていますが、ドロッパーだと楽だろうなと思いますね。

こんな山にアドベンチャーバイクで入るなというか、最後まで下らず途中で引き返せというか...

2019年5月20日月曜日

雨の走行会とオンラインショップ開設のお知らせ

5月走行会!は雨で引き返しました。


今月もマルシェ集合!この時点ではまだ晴れ間ものぞいていましたが...

砥部のあたりで怪しげな雲行きに...南高井あたりでぽつぽつ降り出したので撤退しました。
来月は梅雨なのでかなーり雨っぽいですが、それでもやります。来月は島へ行きましょう!

さてオンラインショップ正式稼働のお知らせです。
カイエンドーオンライン

いままでヤフオクでお得なアウトレットとオリジナルホイールを販売しておりましたが、ヤフオクのアカウントをお持ちでなくても購入できるよう普通のオンラインショップの形式にしました。
基本的には訳ありアウトレットとハブダイナモ関連が中心です。遠隔地の皆様もぜひご利用ください!


2019年5月15日水曜日

隠れた逸品その2、5月走行会お知らせ

北欧はデンマーク、コペンハーゲンからやってきたこちら

Bikezac 左 PP製 ¥1,300 右フェルト製 ¥2,800

こちらのバイクザック、サイドバッグにもなるエコバッグです。


フックがついていますのでこのようにキャリアに取り付けられます。耐荷重は8kgとなっています。

PP製のものはこちらのように畳めます。畳んでパニアに入れておいて荷物が増えたら拡張したりもできますね。


500mlのPETボトルを入れてみました。そこそこ入りますね。お値段もお安いので、普通のエコバッグとしても活躍します。


どんな自転車のキャリアにも取り付け可能なのはうれしい点です。カラーもポップな北欧デザインでおしゃれですね。お買い物用におひとついかがでしょうか?


さて今月の走行会です。5/19(日)です。マルシェで買出しして出かけましょう。
いまのところ雨の可能性もありますが、当日9時の時点で中止かどうかの判断をします。
まだまだ募集してます!

2019年5月12日日曜日

ローカルライダーごとの特色

先日、神戸のチークリさんにお越しいただきました!

青で統一されたおしゃれなショップです!近畿に行くことがあればぜひ立ち寄ってみたいですね!

神戸といえば六甲山、高齢の方や初心者でも楽に六甲山に登れるe-bike(平たく言うと電動アシストのロード、クロスバイク)がかなり人気だそうです。
某仙台では雪山ファットバイクがピンポイントで流行ってますね。
というわけで国内でもローカル毎に特色が出てきますね。

松山市を含めた愛媛県内の平野部では、目に付く山らしい山は70年代あたりまでにみかん山として開拓されつくした歴史があり、ほとんどの山に簡易舗装の農道とモノレールが通っています。
たとえばこちら、国土地理院の地図・空中写真閲覧サービスで古い航空写真を見られますが、山の北斜面に至るまでほとんどが果樹園になっています。

キウイに転用されたみかん山も多い

ところが現在ではこの果樹園のほとんどが耕作放棄されて森に還りつつあります。コンクリートの簡易舗装も上に土砂が乗って草が生えると未舗装路と見分けがつきません。

果樹園が機能していて、ある程度交通量があればこのように簡易舗装が保たれます。回りは雑木林ですが、モノレールの残骸があるので元はみかん山だったのでしょう。

この辺になってくると未舗装路っぽいですが地図と航空写真では簡易舗装だったようです。轍があるので軽トラがまれに行き来していると思われます。

これも元簡易舗装路です。車どころか人もほとんど通ってないですね。完全に自然に還っています。千年後くらいには古代の道路跡みたいな感じで発掘調査されるでしょう。

ここも完全に森の小道と化していますが、このすぐ後ろにみかん畑と営農倉庫の残骸と土に還りつつある軽トラがあったので簡易舗装路だと思われます。写真を撮り忘れましたが真後ろに「農業用に付き一般車両の通行お断り」という農協の看板が立っていました。

というわけで、地方ごとに色々特色がありますが、この界隈では放棄されたみかん山農道が良い具合にトレイルと化しつつあります。ちょっと登ると眺めのよいところもありますね。
舗装路もトレイルに戻ってしまった道もアプローチの幹線道路も、アドベンチャーバイクだとサクサク走れます。ただしみかん山の勾配は12%とか15%とか、ふざけた斜度があるのでフロントダブルか、シングルなら36T以下が欲しいですね。

どうやらトレイルは探しに行かなくても向こうからやってくる時代になっているようです。梅雨前に探索してみてはいかがでしょうか?ただし農家の皆様の邪魔にはならないように!そしてブヨやマダニに要注意、手足を出さないように長袖ジャージとレギンスは必須です!

2019年5月8日水曜日

シマノ GRX発表!

シマノのモデルチェンジで新グループセット、GRXが発表されました。
シマノ グラベル (英語版のみ)
1x11、2x11、2x10の組み合わせと、油圧ディスクブレーキ専用、電動Di2の設定もあります。これで10速で泣き別れになってしまっていたシマノMTBディレイラーとシマノロードレバーが再会しました。
なお発売は6月から7月のようです。
(画像はシマノ公式サイトより転載) 

グラベル専用のカテゴリまでこしらえてなかなかの力の入りようです。型番が8000なので、アルテグラ・XT相当でしょう。価格もその価格帯です。

公式サイトとカタログでは、MTB用のM7000とM8000のカセットスプロケットが併記されており、かつGRX自体がシャドーディレイラーになっているので、リア周りに関してはMTB用が使えると考えてよいと思います。たぶん。人柱募集。

クランクセットに関してはMTB系の変形4アームですがPCD110、MTBのPCD96とは互換性がありません。シングルは40Tしかないのでこれはスルー推奨です。XTかRace Faceでも使いましょう。

とは言え、これでシマノMTBのリアディレイラーをドロップバーで引けるデュアルコントロールレバーが出てきました。ただしアルテグラ油圧ディスクと同じ値段なので左右セットで¥53,477です。そのうち下のグレードと機械式が出て安くなるでしょう。DH・FR系コンポーネントのSaintが出てきた時と似たような感じですね。Saintの下のグレードにHoneというのが半年後くらいに出た記憶があります。Honeは消滅して今ではZeeになっています。これらは型番が7000番台なのでお求め安い価格帯です。これくらいだとうれしいですね。

これでクソ高いSRAMを使わなくても...といいたいところですが、現状上位グレードのGRXしかないので、下位グレードが存在するSRAMのほうが実は安いのです!
Apex機械式 1x11 ¥21,210 (右レバー¥14,300、左レバー¥6,910)
Rival機械式 1x11 ¥24,150 (右レバー¥16,100、左レバー¥8,050)
とGRXの半額程度です!

急にお買い得感が出てきたぞ!SRAM高いなーと思っていた皆様、相対的に安くなったので今こそおひとついかがでしょうか?

さてこれでアドベンチャーバイク界隈も役者が揃ってきた感があります。グラベルという呼び名は某G社の呼び方なので、もうちょっとわかりやすい呼び方が欲しいですね。全地形対応、オールテレーン、つまりATB?うっ頭が...


機材はともかくまずは山へ行きましょう!緑のきれいな時期です!


2019年5月5日日曜日

隠れた逸品その1

さて10連休も終わりに近づきましたが皆様いかがお過ごしでしょうか?今日は良くある安価なサドルながらも地味に良いものをご紹介します。

ギザプロダクツ VL-1533 ホワイト・ブラック
税別定価¥3,200 重量 250g

普通の最安価帯のサドルですが、250gと軽いのが特徴です。もちろんこれより軽いサドルは掃いて捨てるほどありますが、定価3200円ですよ3200円。この価格帯では圧倒的な軽量性です。価格重量比でいけば間違いなくトップでしょう。

 見た目もシンプルで良い感じです。色も2色あるので合わせられます。

薄手のストレート形状なので、サドル形状は気にしないけど安くて軽いのが欲しい方には選択肢になりえるでしょう。

割とメーカー欠品も多いので隠れた人気商品なのではないでしょうか。当店も常時在庫しておりますので現物が気になる方はぜひご覧ください。

2019年5月2日木曜日

周防大島・宮本常一ゆかりの地表敬訪問

今日は天気も良くなったので周防大島に行ってきました。今回は周防大島出身の民俗学者、宮本常一ゆかりの場所を尋ねてみました。


周防大島、伊保田港へは三津浜港から防予フェリーで約1時間の距離です。柳井行きの中に伊保田寄港便があります。
二輪(自動二輪、自転車の記載なし)は10台とされていましたので、予約した方が確実だと思います。

伊保田港着です!新しい待合所で快適です。

伊保田港から12km程度西、国道沿いの旧東和町平野に宮本常一記念館があります。隣には作詞家、星野哲郎記念館もありますが時間がなかったのでスルーです。

家族写真以外は撮影許可をいただきました。

これは宮本常一が調査旅行の際に愛用していた品々です。こんなものまで展示されているとは!


宮本常一の指導によって収集された民具の一部も展示されています。民俗学者は柳田國男が有名ですが、柳田國男に師事した後、民具からそこに住まう人々の暮らしを見つめる独自の手法で民俗学の発展に寄与したのが宮本常一です。

蔵書も大学図書館レベルの専門書だらけなので好きな人は10年くらい遊べると思います。なお旧東和町の図書館が併設されており、こちらでも宮元常一の著書を借りられます。


記念館を出てすぐ西側に西方(にしかた)の集落があります。ここが常一生誕の地です。この西片の道の駅のすぐ裏に真宮島があります。潮が引いていると砂浜を歩いて渡れます。たまたま潮が引いていました。

西方集落の裏山が白木山です。宮本常一は山頂から見える東和町の変化を写真に残しています。若干もやがかかっていましたが山頂からの眺めは抜群です!

山頂でお昼にしました。Aコープで入手した周防大島地元製のパンと餅、何の変哲もないものなのかも知れませんが旅に出るとこういうのが良い。

白木山の標高は370m、平均斜度は7%くらいです。道は廃道5歩くらい手前のあまり良くない道なのでロードバイクの場合には注意が必要です。
こんな感じで全編枯葉ウェット系、落石と細かい砂利、竹の根でところどころアスファルトが波打っている箇所も多いので下山時は注意してください。アドベンチャーバイクで良かった...

白木山を下山して、さらに西に12kmほど行った旧久賀町に、宮本常一の指導で集めた民具を保管・展示している久賀(くか)歴史民族資料館があります。館内撮影禁止でしたので写真はありませんが、膨大な民具が収集されているのでここも一見の価値ありです。入場料は大人400円です。撮影禁止ではない建物の外にどう見ても古い民具っぽいのが無造作に並んでいましたが...

資料館の駐車場裏には石風呂が保存されています。石風呂とは平たく言うとサウナです。昭和初期まで瀬戸内地方では石風呂は大変メジャーな存在で、風呂の語源はこのサウナ式の石風呂で、お湯につかる方を「湯」と呼んで区別していたそうです。石風呂は三津にもあったそうです。いまだに残る石風呂町の地名はその名残かもしれません。

こちらは宮本常一記念館で購入した書籍です。何も考えずすぐ買ってしまったのでこのデッドウエイトを抱えて白木山に登る羽目に。

というわけで宮本常一のゆかりの地を訪ねてみましたがいかがでしたでしょうか。
記念館に2時間ほどいたため他にも行きたかった生家跡、墓所のあるお寺、ゆかりのある神社など行けておりません。
他にもフェリーを降りてすぐの陸奥記念館、キャンプ場、周防大島は近場ですが色々と見所がありますね。ぐるっと一周しても面白いと思います。

帰りのフェリー、伊保田港からは車はバックで乗船です。