2016年9月25日日曜日

携帯工具

こんばんは。バイクカフェ カイエンドーです。
さて涼しくなりとても走りやすい季節になりました。

よく、「工具は持って行った方がいいですか?」「何があればいいんでしょうか?」
というご質問をいただきます。そこで本日は一例として店長の普段の装備品をご紹介します。

ツールボトルと携帯ポンプ

<バッグ類>
サドルバッグでもなんでも、とにかく中身が入れば何でもかまいません。
シートポストにテールライトを付けており、サドル下を空けたいので
ボトルケージに差し込むツールボトルを使っています。

<携帯ポンプ>
地面に立てて足で押さえて空気を入れるタイプだと早く楽に入れられるので
多少かさばってもこちらを使っています。

ライドイベントやブルベ、レースなどではCO2インフレータを使うのも良いと思います。
素早く確実に高圧まで入れられて軽いという利点があります。
ただし、ボンベは使い切りなので注入に失敗するとどうしようも無くなるという欠点もあります。
ボンベは2本は持っておいた方がいいでしょう。

こちらがツールボトルの中身
予備チューブ、タイヤレバー、ミニ六角レンチ、ミニドライバー
チェーンツール(チェーンピン)、グルーレスパッチ、ライトの予備電池

<予備チューブ>
出先では予備チューブで素早く走れるように復帰して、穴の空いたチューブは
家に帰ってからゆっくり修理すると良いでしょう。
チューブはラップで包んでいます。むき身で携帯するとこすれて傷んだりします。
湿気もある程度遮断できるのでラップがお勧めです。
なお収納時には、工具が当たって痛まないよう気をつけて入れましょう。

<工具>
携帯工具にも良いものがありますが、最終的にこの工具に落ち着きました。
六角レンチは携帯性よりも使い勝手を優先しています。
チェーンツールはあると万一の時に便利です。チェーンピンも忘れずに!
なおチェーンが切れてツールが無い場合には、針金をチェーンピンの穴に通して縛ることで
変速はできなくともゆっくり走行することができるようにはなります。
タイヤレバーは非常に汎用性に富んだ道具ですので2本くらいあると便利です。
一本はタイヤ外し専用、もう一本は様々な用途に使っています。

かつてメインに持ち歩いていた携帯工具、多分15年選手

クランクブラザーズの携帯工具は昔から定評がありますね。もちろん当店でも扱っております。
携帯工具だと様々な機能がひとまとめになっているので安心感もあります。
なんかかっこいいので早く使いたくなったりもしますね!
(使うときは路上トラブル時なので出番がない方が良いのですが・・・)

<パッチキット>
Topeak グルーレスパッチ
当店売価¥300

2回目のパンク(未経験ですが)とチューブサイズが違う仲間のパンクに備えて
パッチキットも用意しています。ゴム糊不要のパッチが割高ですが便利です。
トピークのパッチキットは500円玉くらいの薄いケース入りで携帯性も抜群ですね。
オススメです。

かつてはこのように100均のポーチにゴム糊・紙やすり・パッチを入れた
マイパッチキットを作って使っていました。

以上が店長の装備品になります。
あとは必要に応じて持って行くアイテムを増減すれば良いと思います。

出先でトラブルに見舞われる前に工具を用意しておけば安心です。
また、他のライダーの救援にも使えますので携帯工具は必ず持ちましょう!



あっ工具類は当店でも販売していますので購入していただけると店長が喜びます。

2016年9月18日日曜日

補給食

こんばんは。バイクカフェ カイエンドーです。
本日は雨天のため走行会は中止となってしまいました・・・
6,7,9月と3ヶ月連続の雨でございます。
10月こそは秋晴れになって欲しいところですね。

さて秋といえば食欲の秋、補給食です。
補給食と言えば・・・

ようかんです!

嵐を呼ぶ雨男こと甘党店長の補給食は羊羹です。
カロリーメイトも良いのですが、ぱさつきが気になるので羊羹派です。
こちらの小さい一口羊羹はコンビニでも入手できますし、
スーパーで安いときにまとめ買いするとお得ですね。
日持ちするのも利点です。

欠点は食べ終わった後の包みがべとつく点でしょうか・・・
グローブに付くとかなりブルーになりますね・・・
ジップロックなどの小さい袋をゴミ袋にすると便利です。

補給食と言えば羊羹の他にも、ド定番のカロリーメイト、バナナ、パワーバー、パワーゲルなど
色々ございます。
当店でもおいしいパワーバーを入荷しております。

クリフバー、ショットゲル 各税込¥280

北米で大人気のパワーバーです。
MTB系のDVDやyoutubeでライダーが食べてたりしますね。
今までに無い食感とフレーバーの多さも魅力ですね。
なお、大変腹持ちが良いので一個でもかなりの満足感が得られます。
店長お勧めはホワイトチョコレートマカダミアです。
ピーナッツバターはピーナッツというよりきな粉餅味でこれも大変お勧めです。

ショットゲルはカフェイン多めのダブルエスプレッソ味です。

クリフバーとショットゲル、どちらも大変お勧めです。
全フレーバー近日入荷予定です。

が、どんな味がするのかわからん!という方もいらっしゃると思います。
そこで、近いうちに試食会を計画しております!
この機会にぜひお試しください。

日程は近日中にお知らせいたします。
それでは!

2016年9月11日日曜日

アラヤ フェデラル

こんばんは。バイクカフェ カイエンドーです。
さて以前から着目していたアラヤ フェデラルですが、
店長の通勤車兼試乗車ができましたのでご紹介です。

70年代ランドナーの現代風解釈という見た目のコンセプト

フロントキャリアとリアキャリアを装備し、
平日はパニアバッグで通勤通学・買い物に便利に使え、
休日はフロントバッグに一眼レフを入れてちょっと遠出もでき、
長期連休にはサイドバッグに荷物を積んで自転車旅行、
と、幅広く使える一台を9万円以下の予算で目指しました。


特徴的なハンドルバーは日東 RM-016 ムスタッシュバーです。 ¥6,500
楽なポジションも取りつつ、ドロップほどではないにせよ多少は攻めるポジションが取れます。
バーテープはクラシカル感を意識しすぎないように白にしました。
金魚ベルがポイントです。¥1,400



フロントキャリアは純正オプション、日東製です。¥10,500
ライトステーも日東、¥1,200
ダブルレバーは標準のインデックスでも十分使えますが、好みでフリクションに交換しました。

いろいろ嫌われる有線サイコンですが、電池が異様に持つので店長は大好きです。
15年ほど前の高機能な機種を未だに使っています。
なお配線の取り回しにはメカニックのセンスが表れます。
フロントキャリアに綺麗に巻いたつもりでしたがほどけて間隔がまばらですね・・・

リアキャリアはTIOGA ¥2,700
テールライトは手持ちのキャットアイ  リフレックスオートを付けました。
フェンダーは純正からCurana Clite¥5,800に変更しています。
700C用ですがタイヤ外形の関係上違和感なく付きます。
このフェンダー、主張しないデザインでしかも美しいのでとてもお勧めです。
たいへん軽いので軽量スポルティーフにもぴったりだと思います。
ペダルは付属のものでも良かったのですが、手持ちがあったので
MKS GR-9にハーフクリップを付けました。


フロントバッグはオーストリッチ F-516、
リアのパニアはBasil ツアーシングル(左)を付けています。
チェーンリングのガードは個人的好みで外しています。

さてバッグとライト類とペダルを除くと、フェデラル本体の¥60,000と
合わせて定価ベースで合計¥89,300と予算内に収まりました。

さてフェデラルですが、日本一周にチャレンジされている方も多数乗られており、
ランドナーとしての性能はノーマルの状態で充分にあります。

フレームはCrMoと思えないほどに硬くしっかりした造りですが、
テールのしなりがないほどでは無く、加速時にも気持ちよく進むので
踏めば応えてくれるフレームという印象です。
硬いのは重積載する前提の設計だと思われます。

クイックではないですが芯が取りやすくコントロール性は良く、
スタンディングも楽にできます。
なお直進の安定性は抜群です。

重量は12kg後半と重いですが、フロントトリプルのワイドレシオなのでがんばれという事でしょう。
コンポは最安価なものですがブレーキはシマノCX-50、105相当のカンチブレーキです。
効きは非常に良いですね。

全体的にアラヤらしい長距離向けの設計という印象です。
(ランドナーなので当たり前か)

このフェデラル、ランドナーに分類されますが、長距離以外にも色々使えますし、
控えめなロゴとシンプルな飽きの来ないよいデザインだと思います。
価格的にも初めてのスポーツバイクとしては最高だと思います。

現状ロードやMTBに乗られている方でも、ヘルメットとグローブだけで
普段着で気楽に乗れる一台として活躍することでしょう。

なお試乗は大歓迎でございます。
また、走行会の際には事前にご連絡いただければ無料でレンタルもいたします。
是非お試しください!

6万円とは思えない走りですよ!

2016年9月7日水曜日

キャンプ道具その2

こんばんは。バイクカフェ カイエンドーです。

さて前回に引き続き、野宿キャンプに必要な道具類をご紹介したいと思います。

<ストーブ>
調理に使うバーナーです。
ガス式、ガソリン式、アルコール、固形燃料と色々ありますが、
火力調節や準備など使い勝手が良いのはガス式です。
アルコールストーブや固形燃料などは非常に軽量ですが、初めて使うには適しません。
玄人向けです。

左:OD缶、右:CB缶

ガス式の物はOD缶(アウトドア缶)と呼ばれるタイプと、カセットコンロに使われる
CB缶と呼ばれるものがあります。
OD缶の方が缶もストーブもコンパクトですが、最近ではCB缶で使える
コンパクトなストーブが増えてきました。
なお燃料コストはCB缶の方が圧倒的に安いです。
私は最近では安いCB缶ばかり使っています。


<調理器具など>
ぶっちゃけレトルトとフリーズドライしか使わないのであれば
ジェットボイルが一つあればすべて事足ります。
家では料理しないくせに色々持って行くのが店長です。

最小限キット(フライパンは不要なのでは・・・)

上段から
コッヘル、洗剤セット、シェラカップ、
フライパンとフタ、マグカップ、調味料セット(塩、胡椒、醤油、油、焼肉のタレ、卵ケース)
まな板、スプーン、菜箸兼お箸、包丁

コッヘルは丸形と角形がありますが、私は角形を愛用しています。
袋ラーメンを茹でやすいのと、角からお湯を注ぎやすいためです。
コーヒーのドリップパックに注ぎやすいので助かります。

何にでも使えるけど何にも使えない選手権があれば必ず優勝するであろう道具が
シェラカップです。
基本的に直火にかけられる食器として使っています。
なおシェラカップはスコップ代わりにもなるらしいですよ。

フライパンはなんか楽しいので持って行っています。重いですが・・・

油や醤油など、液体の調味料はジップロックに入れた方がいいです。
漏れると大災害になります。

まな板は100均で売っている薄いプラスチック製のものをコッヘルのサイズに切っています。
小さい穴を開けておくと吊せたりして便利です。

スプーンとお箸は試行錯誤の上でここにたどり着きました。
折りたたみ式は結局めんどくさいので人を選ぶと思います。

水場がない時にはこういうたためる水入れに水を入れていきます。
この二つがあれば1泊なら充分足ります。


<その他>

ライターや刃物などの小物類です。
まとめてサコッシュみたいなポーチに入れています。
虫刺されの薬はあった方がいいです。

蚊取り線香はあった方がいいですね。
最近の蚊はオールシーズン対応の様な気がしています。
左のはウッドストーブ、要するに火遊びグッズです。

ロープは濡れた物を干したりなど色々使えるのでいくつかあると便利です。
荷崩れやキャリア・サイドバッグ破損時に縛り付けるのにも使えます。
ナイロンのストラップも同様にあると便利です。
メッシュの袋も物を干すときなどに使えるので持って行きます。

<全部まとめると>
こんな感じでしょうか。

あとはこれをサイドバッグに詰め、マットなど大物はキャリア上に縛り付けます。
サイドバッグに入れるときは重量が左右均等になるように入れましょう。
あまりバランスが悪いと走りにくいです。
ここには載せませんでしたが、救急セットと携帯工具ももちろん持って行きます。

と、野宿キャンプ道具はこんなもんでしょうか。
初めての道具は必ず家で使ってみるようにした方がいいです。
テントも庭や駐車場で張って畳んで練習して、できれば一晩寝てみるといいでしょう。
特に寝付きの悪い方はやっておいて損は無いです。
眠れないと翌日の走行に支障を来します。

道具を並べていたら出かけたくなってきましたね。
そのうち涼しくなればキャンプイベントなどもやりたいところです。

秋~冬は蚊なども減るので、夜間の寒さ対策をすれば快適に過ごせます。
自転車で出かけるキャンプはまた楽しいものです。
おすすめですよ!


2016年9月4日日曜日

キャンプ道具その1

こんばんは。バイクカフェ カイエンドーです。
さて秋らしくなってきたような、まだ暑いような、そんな気候ですが、
秋と言えばやはりキャンプなのであります。(夏にも同じような事を言っていたような・・・)


キャンプしたい!けど何を用意すればいいのかわからない!
という方もいらっしゃると思いますので、今日は店長が自転車ソロでキャンプに行くときの
装備品をご紹介したいと思います。

<まずテント>
キャンプと言えばテント、テントと言えばキャンプでございます。
モンベル クロノスドーム2型(上写真左、青)と、アライ エアライズ1型(写真左、オレンジ)
を愛用しております。
クロノスドーム2型は大人二人がゆったり入れます。総重量は2.5kg程度ですので
自転車でも簡単に運べます。
トレックライズ1型は基本的には一人用ですが無理すれば二人寝られます。
山岳テントなので非常に軽量コンパクト(1.4kg)で風にも強い優れものです。

トレックライズ 収納時

サイズ比較用のサングラスと比べても分かるようにとてもコンパクトにたためます。
軽くて楽なので最近はこっちばっかり使ってます。

なお、初めての場合、テントはドーム型を強く推奨します。
設営・撤収が比較的楽で自立するためです。
ロープとペグで地面に固定しないと自立しないタイプのテントには
軽量なものもありますが、初心者向きではないと思います。
また、山岳用のツェルトが軽量なので店長は過去に使っていた経験がありますが、
これは大変不便な代物なのでやめた方がいいです。
重量2~3kg程度のドーム型テントが最も無難です。
逆に5kgを越える安価なドームテントは自転車の場合は積載が難しくなってきます。
お財布事情と相談して選びましょう。


<マット>
マットは必需品です。
マットはシュラフの下に敷いて使いますが、地面の凹凸を吸収するだけではなく
地面からの冷えを防ぐのでとても重要です。
夜の寒さは地面から来るのでマットは必携です。

通称銀マットと呼ばれる、片面にアルミ蒸着したスチレンフォーム素材のものや
空気を入れて膨らますエアマットなど色々あります。

<まくら>
無くてもなんとかなりますがあると便利です。
小さくたためるエアピローを一つ持っていると疲れの取れが格段に違います。

上マット サーマレスト リッジレスト
下まくら イスカ ノンスリップピロー

<シュラフ>
寝袋ですね。キャンプ感が出るので家で使っても楽しいです。
登山用のコンパクトな物が携帯性抜群ですがお値段も高くなります。
お財布と相談しましょう。
自転車の場合には重さは登山ほど気にしませんが、携帯性が問題になります。
あまりかさばると積載できないのでそこそこコンパクトな物が良いでしょう。
冬用と3シーズン用の2つあると便利です。

上夏用 モンベル アルパインバロウバッグ #7
下冬用 モンベル アルパインダウンハガー650 #2(保管用布袋)

<照明類>
自転車のライトが流用できますが、かなりつらいです。
文明的に行きたい方は必ず自転車のライト以外に持って行きましょう。
両手の使えるヘッドライトと、テント内照明を兼ねたランタンの2つがあると大変便利です。
電池式LEDランタンが軽くて明るくて良いですね。
最近では電球色LEDのものもありますのでそちらを選ぶと雰囲気も良くなります。
店長はキャンドルランタンがお気に入りではあります。


<椅子とテーブル>
無くてもかまいませんが荷物に余裕があれば絶対持って行きましょう。
特に食事の際にあるとないとでは大違いです。
文化的な食生活を送りたい方は必携です。
もちろん、コンパクトで軽量な物を選びましょう。

こういう小型の物で充分です。

自転車キャンプの場合、夜にあまり眠れないと翌日のライドに支障を来します。
最悪帰れなくなりますので、夜間の休息は非常に大切です。
テントや寝袋は良い物を選び、マットは必ず使った方が良いですね。

さて本日は大物を中心にご紹介しましたので、次回は調理器具や
その他の小物を紹介したいと思います。お楽しみに!