さて以前から着目していたアラヤ フェデラルですが、
店長の通勤車兼試乗車ができましたのでご紹介です。
70年代ランドナーの現代風解釈という見た目のコンセプト
フロントキャリアとリアキャリアを装備し、
平日はパニアバッグで通勤通学・買い物に便利に使え、
休日はフロントバッグに一眼レフを入れてちょっと遠出もでき、
長期連休にはサイドバッグに荷物を積んで自転車旅行、
と、幅広く使える一台を9万円以下の予算で目指しました。
特徴的なハンドルバーは日東 RM-016 ムスタッシュバーです。 ¥6,500
楽なポジションも取りつつ、ドロップほどではないにせよ多少は攻めるポジションが取れます。
バーテープはクラシカル感を意識しすぎないように白にしました。
金魚ベルがポイントです。¥1,400
フロントキャリアは純正オプション、日東製です。¥10,500
ライトステーも日東、¥1,200
ダブルレバーは標準のインデックスでも十分使えますが、好みでフリクションに交換しました。
いろいろ嫌われる有線サイコンですが、電池が異様に持つので店長は大好きです。
15年ほど前の高機能な機種を未だに使っています。
なお配線の取り回しにはメカニックのセンスが表れます。
フロントキャリアに綺麗に巻いたつもりでしたがほどけて間隔がまばらですね・・・
リアキャリアはTIOGA ¥2,700
テールライトは手持ちのキャットアイ リフレックスオートを付けました。
フェンダーは純正からCurana Clite¥5,800に変更しています。
700C用ですがタイヤ外形の関係上違和感なく付きます。
このフェンダー、主張しないデザインでしかも美しいのでとてもお勧めです。
たいへん軽いので軽量スポルティーフにもぴったりだと思います。
ペダルは付属のものでも良かったのですが、手持ちがあったので
MKS GR-9にハーフクリップを付けました。
フロントバッグはオーストリッチ F-516、
リアのパニアはBasil ツアーシングル(左)を付けています。
チェーンリングのガードは個人的好みで外しています。
さてバッグとライト類とペダルを除くと、フェデラル本体の¥60,000と
合わせて定価ベースで合計¥89,300と予算内に収まりました。
さてフェデラルですが、日本一周にチャレンジされている方も多数乗られており、
ランドナーとしての性能はノーマルの状態で充分にあります。
フレームはCrMoと思えないほどに硬くしっかりした造りですが、
テールのしなりがないほどでは無く、加速時にも気持ちよく進むので
踏めば応えてくれるフレームという印象です。
硬いのは重積載する前提の設計だと思われます。
クイックではないですが芯が取りやすくコントロール性は良く、
スタンディングも楽にできます。
なお直進の安定性は抜群です。
重量は12kg後半と重いですが、フロントトリプルのワイドレシオなのでがんばれという事でしょう。
コンポは最安価なものですがブレーキはシマノCX-50、105相当のカンチブレーキです。
効きは非常に良いですね。
全体的にアラヤらしい長距離向けの設計という印象です。
(ランドナーなので当たり前か)
このフェデラル、ランドナーに分類されますが、長距離以外にも色々使えますし、
控えめなロゴとシンプルな飽きの来ないよいデザインだと思います。
価格的にも初めてのスポーツバイクとしては最高だと思います。
現状ロードやMTBに乗られている方でも、ヘルメットとグローブだけで
普段着で気楽に乗れる一台として活躍することでしょう。
なお試乗は大歓迎でございます。
また、走行会の際には事前にご連絡いただければ無料でレンタルもいたします。
是非お試しください!
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