当ブログは本日の更新をもちまして、最終更新といたします。
今後は当店公式サイト http://caiendobikes.com/の方に記事として更新していく予定です。
こちらのブログの内容も当店公式サイトに統合していきますが、こちらのブログ自体はこのまま継続となる予定です。
短い間でしたがご覧頂きましてありがとうございました。
今後も当店をご愛顧のほど、よろしくお願いいたします。
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今後は当店公式サイト http://caiendobikes.com/の方に記事として更新していく予定です。
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今後も当店をご愛顧のほど、よろしくお願いいたします。
カイエンドーオンラインの姉妹店、「どうぐや」オープンしました。
8bitのファミコンテイスト溢れる名前ずばりそのまま、旅とアウトドアの便利な道具を取り扱います。
アウトドア用品はカイエンドーオンラインから分離しました。
これでカイエンドーオンラインでは自転車本体、ホイール、自転車パーツなど自転車に特化したラインナップに、どうぐやはアウトドア用品に特化したラインナップになります。
なお、どうぐやで取り扱っている商品は実店舗でもお買い求めいただけます。今後もアウトドア用品は拡張していきますので、よろしくご愛顧のほどお願いいたします。
以前からご要望の多かった、ハブダイナモホイールと揃えられるリアホイールの製作を進めております。
もうじきオンラインストアの方で販売開始です。が、コロナウイルスの影響で部品供給が途絶えており、速くて5月の連休くらいの予定です。
ハブダイナモと揃えて毎日使う、長期耐久性を重視したホイールです。日常用なので高価すぎず、かといって完成車付属品や補修用とは一線を画す手組ホイールというコンセプトです。
パーツに関しましても、ハブは最も安価なクロスバイク用でもAcera T3000、ディスク用にはDeore M6000、ロード用のOLD130mmモデルはTiagra RS400を使用する予定です。スポークは今まで通りDTチャンピオンと星スターブライトです。決して軽くはないですが、強度・耐久性では定評のあるものですので、毎日の通勤や練習用の鉄ゲタとしてご利用いただけると思います。
加えて、ご好評いただいております、ミニベロ用0.9W ミズナラが、待望の黒スポークで再登場の予定です。
さてスポーツバイク専門店のくせにチューブレスタイヤよりBEタイヤ(耳付きタイヤ)の交換経験の多い店ことカイエンドーです。
古い実用車にタイヤ交換で入庫していただきました。昭和の耳付きタイヤです。
「耳付きタイヤ」ことBEタイヤ、正式名称はBeaded Edgeタイヤです。ビード部から耳というか謎のヒレが出ており、これでチューブを包む構造になっています。チューブラータイヤが分解された状態だと思っていただければわかりやすいです。
白い部分が耳です。サイドウォールではありません。切り欠きはバルブが通る穴です。昔交換したものはこの部分は切られていたんですが、これは切ってなかったので適当に切りました。耳付きはリム打ちパンクに強く悪路に強いと言われていますが、ほんまかいなって感じですね。現在だと。昔はどうだったんでしょうか。
交換ですが、外すときは手で引っ張るとガバっと取れます。昔のHEとかクルーザー用のシングルウォールリムのノリでいけます。ビードの下に耳があるのでタイヤレバーは刺さりにくかったりします。
付けるのはめんどくさいですね。相当難しいとかよく言われますが、実際やるとそうでもないです。ただひたすらめんどくさいだけです。
要は分解されたチューブラーなので、リムにはめながらタイヤでチューブを包んでやります。左の写真のように、まず耳を全部リム内に落とし込んで、右のように内側に折り込んでいきます。ビードにはワイヤーが入っておらず柔らかいので、グニグニと押し込んで行けば大丈夫です。無理に引っ張るのは禁物です。多分変形してしまいます。さて、自転車用のタイヤにはBEの他にHEとWOという分類もあります。これらはビード径とリム外径でそれぞれ設計されており、歴史的には別物です。しかし、これも現在ではほぼ意味のない区分になりつつあります。なおこれについてはなんだかんだでアラヤのサイトが詳しい。
この区別を無意味とする向きもありますが、当店のように古い部品を扱うショップや古い自転車をお持ちの方には重要になりえます。とは言っても、最も問題になるのはHEリムにWOタイヤを付ける時なので、そもそも700Cや650BのHEリムは過去に存在していませんので(たぶん)(私の知る限りでは)(そういうのに限って出てきたり)大丈夫だと思います。
古いWOリムに現代のHEタイヤを付けた場合、問題になることはおそらくほぼないと思います。(どちらもビード径で管理されているため)
MTB用の29インチと27.5インチは登場時点でWOと同じくビード径で設計されています。したがって現状、注意すべきはTiogaなどの一部に見られる古い設計のタイヤのみです。
過去には私も半信半疑で古い650Bリムに27.5インチタイヤを付けていましたが(当時はリム・タイヤどちらのメーカーからも明確な回答がなかった)現在ではすべてビード径に統一されています。たぶん
最後に、BEについてはそもそもビード径なのかなんなのか正直よくわかりませんが、当店取扱いのものはメーカー在庫のみになってしまいました。交換をお考えの皆様、なるべくお早めに!
さてさて大好評頂いておりますDAHON K3、今回もちょっとだけ入荷しました。
DAHON K3 ガンメタル/ブラック, レッド/マットブラック, (シルバー/ブラック) 税別 ¥85,000重量7.8kg、片手で運べる軽量さと、走行性能をギリギリまで切り詰めた3速で、コンパクト性と高い走行性能を高次元で両立させています。3速しかありませんが、常用するギア比を徹底的に考えられた作りで、必要にして十分、最低限の機能のみに特化しており、走行性能は一切妥協していません。
車に積んでおいて出先で出す用途としては完璧と言えますね。輪行でも圧倒的な軽さでとにかく楽になります。
ホイールサイズは14インチと特殊ですが、シュワルベからビッグアップル 14x2.0インチがほぼK3専用としてラインナップされています。幅2.0インチの太いタイヤですので、剛性が高い小径ホイールのK3の足回りが格段に柔らかくなり乗りやすくなります。
なお、DAHONの標準的20インチと比較するとこの通り、重量だけでなくサイズも非常にコンパクトになっています。さてご好評いただいております当店オリジナルハブダイナモホイール、こちらの梱包資材はすべてリサイクル品を用いております。
低価格と高性能を両立するためには削るところは全て削っております。というわけで地球環境の保護と店長の懐具合の保護のため、当店ではすべてのオンラインストアでの商品に再利用ダンボールを用いております。何卒ご了承ください。
本当は当店ロゴ入りのかっこいい箱とか用意したいんですけど、お金がないしもったいないし、ということでお金をかけるところではないと判断しております。よろしくお願いいたします。
お客様から頂いた情報を元に極小の野点セットを作りました。
マイクロ野点セット、ちょっとした野点ライド以外にも、メインのバーナーで調理中のサブ用としても活躍します。なかなか便利ですよ!
パンクの原因で多いものがリム打ち(スネークバイト)と言われます。リム打ちパンクとは、空気圧が低いときに段差を超えたりすると、リムと段差の間でチューブが挟まれてパンクするというものです。
このとき、穴が2箇所空くことが多いので(リム側のみ1箇所のこともある)、蛇の噛み痕のように見えることからスネークバイトとも呼ばれます。これは空気圧が低いのが原因なので、適正に空気圧を保っていれば減らすことができます。
ですが実際にパンク修理をしていてスネークバイトは言うほど多くないというのが印象です。代わりに最近非常に多いのが以下のパンクです。
チューブに折れ目が入っています。この折れ目に沿って穴が空いてます。チューブ同士がこすれるとすぐ破れます。タイヤ内でチューブが折れ曲がったまま空気を入れると起こるパンクです。
当店ではよくある古いRDの分解整備についてご紹介です。今回良い状態の80年代前半のスポルティーフに整備入庫していただきました。
で、RDのみ写真に撮っていたのでその詳細です。他はinstagramにちょこちょこ写真を流しましたので、ご覧頂いている方は「ああ、あれか」と思っていただければと思います。
ものはサンツアー α5000です。1982年くらいのサイクロン7000(シマノ600対抗馬)のひとつ下のグレードです。
いきなりですがきれいになりました。あとはグリスアップして組付けて完成です。なおこの時代のサンツアーはロゴの印刷が弱いのでディグリーザーの種類と使用方法には気を遣います。何も考えずに拭くと綺麗サッパリロゴが消えます。
小さくて見づらいですが、サンツアーロゴの下のラインに調整ネジのHとLの表記が白抜きで表現されていてハイセンスです。良いデザイナーの仕事でしょう!
プーリーとベアリングは概ね現代の8速用で代替できます。(今回はそのまま使います)なおベアリング、webの自転車界隈だと「ボールベアリング」をベアリングと呼称する妙な風習が定着していますが、本来は英語のbearが語源で「耐えるもの」「保持するもの」という意味で、軸受として軸荷重に耐えて支えるものをベアリングと呼びます。この写真の金属の円筒みたいなものもベアリングです。プレーンベアリングという種類です(スリーブって呼んでもいいですけど意味合いが異なってくる)。テストに出ますのでしっかり覚えてください。
なお、だいぶ前にシマノ600(アルテグラの名前がつく前)の分解をしたときは、プレーンベアリングがセラミックス製でしかもグリススリーブが設けられた、現代のものと設計的にはほぼ同等のものでした。
サンツアーのシマノ対抗馬、サイクロン7000はこのα5000と同じ設計だったのでシマノの方がサンツアーより一歩上の感があります。
サイクロン7000、型番が7なのはシマノの600に対抗してらしいですけど、そういうとこだぞサンツアー。
さて1/4付でシマノのカタログが改定されました。今回も若干の値上がりなどいろいろありましたが、最大の問題は廃盤です。カタログに載っているのに1/25現在では廃盤になった機種がかなりあります。
シマノの生産が現在逼迫しており、そのへんも含めてラインナップの整理ではないかと思います。
当店にも影響の大きいものをいくつかピックアップしてみました。画像は例によってシマノ公式から拝借しております。
まずハブダイナモ、DH-T4050-1D、DH-T4000-1N