こんばんは。バイクカフェ カイエンドーです。
いきなりですが、今治の
ナカムラコーヒーさんにご来店いただきました!
スペシャルな感じでカスタムした、ラレー クラブスペシャルです。
標準からポリッシュに変更されたフェンダーがよいですね。
さてさて皆様チェーンのメンテナンスはされていますか?
定期的なチェーンのメンテナンスを行うことで、
抵抗が減るだけではなくドライブトレインの寿命も延びます。
コンディションと使っている潤滑油にもよりますが、
ドライ系で走行100-150km、ウェット系で200km前後で
メンテナンスすると最高の状態を保てます。
PEDOROS チェーンピッグ+オレンジピールズ
当店ではこの豚が活躍しています。
ぴかぴかになりますね。
内部にブラシを備えており、ディグリーザー(洗浄液)を入れて
チェーンを回すことでチェーンを洗浄できるすぐれものです。
なお、コネクタ式のチェーンはリンクを外して
チェーンを清掃する手もあります。
どっちもめんどくせえなぁ...という方におすすめなのはこちら
マルニ チェーンクリーナー
汚れを拭き取るウェットシートです。
これでチェーンを拭くだけでもかなり汚れが落ちます。
左が拭く前、右が拭いた後です。
丈夫なシートなので、普通の汚れでしたら一枚で十分拭き取れます。
簡易的ですがものすごく楽ですね。
月に一回チェーンマシンよりは毎週シートで軽く拭いた方が
汚れが蓄積しないので良いかもしれません。
お手軽なのが助かります。
チェーンの汚れを取ったらチェーンルブ(潤滑油)を塗布します。
基本的には、古い潤滑油や汚れを落としてから
新しい潤滑油を塗布します。
汚れたままだと潤滑性能を発揮できません。
潤滑油はいろいろありますが、当店ではフィニッシュラインと
ペドロスの2ブランドを主に取り扱っております。
どちらも自転車専用で、トッププロチームでも採用されています。
非常に信頼できるブランドですね。
普段はこちら、フィニッシュライン セラミックウェットを使っています。
耐久性と潤滑性能どちらも高く、雨や泥にも強い万能型です。
今回はあまり使わないものを使ってみました。
ペドロス アイスワックス2.0
こちらはドライ系です。
塗布すると乾燥してワックス状の皮膜を作るタイプです。
潤滑性能は高いのですが、雨や泥に弱く持続時間が短い欠点があります。
なお今回使ってわかったのですが、このアイスワックス、
非常に軽い!というのが第一印象です。
ものすごく抵抗が少ないですね。
どのくらい持つかしばらく乗ってみたいと思います。
潤滑油は、このようにチェーンのコマにちょっとずつ垂らして塗ります。
この写真はわかりやすくするため多めに付けています。
全部のコマに塗ったらチェーンを回して全体になじませます。
そのまましばらく置いて浸透させた後、
べたつかない程度に余分な潤滑油を拭き取りましょう。
さて今回はチェーンのメンテナンスのざっくりした流れをご紹介しました。
潤滑油は多すぎても少なすぎてもだめになります。
適切な量を潤滑するのがキモですね。
次回はチェーンマシンを使った清掃の詳細、
チェーンルブの種類と塗布方法などについて詳しく解説したいと思います。
お楽しみに!