さて最近のライトはLED化の後にリチウムイオン充電池が普及し
どんどん高性能化が進んでいますね。
そこで本日は最近のライトのご紹介をしたいと思います。
最近のライトでは配光制御の技術がどんどん新しくなっています。
様々なライト
こちらの台湾Dosun社製 SF375、
右の写真は前方から見たところです。
LEDがライトの上に付いているのが分かりますでしょうか?
下の模式図はライトを横から見た図になっています。
左:従来のライト
右:配光制御されたライト
図の左のように、従来はコーン型の反射鏡の底の部分に、
LEDが前向きに取付けられていました。
ところが最近のライトでは、右のように反射鏡の上部に
LEDが下向きに取付けられ、光を反射鏡で反射して前方に投射する
配光制御が行われた機種が増えています。
これにより、地面を均一に照らしたり任意の箇所を照らすことができます。
また、上への光をカットするため対向車がまぶしくない、
光を無駄にしないので同じLEDを使っていても路面を明るく照らせるなど
様々な利点があります。
こちらのOwleye製、正面から見ても反射鏡しか見えません。
LEDは下向きに取付けられています。
こちらのドイツBusch&Muller製のハブダイナモ用ライト、これも同じ構造ですね。
最近になって増えてきたこの形式の配光制御がなされたライトですが、
こちらはStVZOというドイツの交通規格に適合するためにほぼ必須となっています。
明るさだけではなく、対向車がまぶしいライトはこの規格に適合しません。
(具体的には、ライト光束の最も明るい箇所から上方3.4度の領域で
2Lx以下の明るさに抑える必要があります。)
この形式は明るさを追求しただけではなく、
対向車がまぶしくないという配慮までなされているわけです。
自分が見えやすいだけではなく、人にもやさしいライトな訳ですね。
というわけでライトを選ぶ際にはこういった機種も
選択肢に入れみてはいかがでしょうか?
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