Fuji定番のスチールフレーム、Ballad、Ballad R、BalladΩの違いを見ていきたいと思います。
この3車種、RとΩがロードバイクで無印Balladはクロスバイクに分類されますが、実はフレームは3車種共通でコンポーネントの差異で違う車種になっています。
まず基本のBallad R、税別¥84,000
ドライブトレインは2x8速、 Wレバーにスレッドステム、全体はシルバーのパーツでまとめられた非常にオーセンティックなロードバイクです。
Wレバーはシマノ SL-R400、インデックス式なので扱いやすくなっています。
次にBallad Ω、税別¥108,000
ドライブトレインは2x9、 SORA R3000です。1インチアヘッドステムにブラックのパーツでまとめられ、ストリートロードのオリジナルにふさわしい精悍なスタイリングが特徴です。クランクはRと色違いのスギノXDです。
この価格帯でも前後ホイールは無銘ながらブレードスポークを採用しています。
珍しいと思われがちな1インチアヘッドですが、Dixnaやワンバイエスを中心にラインナップは比較的存在しています。
さて最後にBallad、 税別¥69,000
こちらは1x8のドライブトレインでRと同じくスレッドステムにシルバーのパーツ、ドロップバー以外はRと基本的に変わりはありません。軽量で扱いやすいクロスバイクに仕上がっています。というわけで3車種、特に同じストリートロードのジャンルでフレームまで共通なRとΩですが、まとめると以下の違いがあります。
R: 2x8速、Wレバー、スレッドステム
Ω: 3x8速、デュアルコントロールレバー、アヘッドステム
あと見た目はシルバー系パーツでオーセンティックなRと、ブラック系でストリート系のΩですね。
Rが8速、Ωの方は9速で価格にも差がありますが(Wレバーの方が安いのです)、インデックスのWレバーが事実上8速しかないためRは8速が採用され安価に収まったと考えられますので、グレードの差というよりはスタイルの差と捉えた方が良いと思います。
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