さて前回に引き続き、リアキャリアについてご紹介したいと思います。
定番のトピーク リアキャリアですが、あまりに種類が多く
どれを選べばいいのかわかりにくい状態です。
パッと見どれが何かわからん・・・
というわけでまとめてみました。
まずトピーク製リアキャリア(フレーム取り付け型)は大きく3シリーズに分かれます。
エクスプローラー
スーパーツーリスト
スーパーツーリストDX
この3種類が基本形になり、レッグの高さ調節(24~29インチまで可変)、ディスクブレーキ対応、
29インチ対応、ファットバイク対応、バインダー有無をまとめた表が下記になります。
(チャイルドシート対応型はややこしくなるので割愛しました)
やっぱり多い! |
さて選び方ですが、まずシリーズを選びます。
すべてのシリーズでトピークMTXバッグ、RXバッグが使えます。
また、テールライト用台座が標準装備されています。
<エクスプローラー>
日常から近距離までのツーリングに向いたタイプです。安価で軽量です。
基本的にはトピーク専用バッグであるMTXバッグ、RXバッグの使用を前提にしていますが、
普通のリアバッグやパニアも使えます。
<スーパーツーリスト>
長距離のツーリングを主眼に置いたタイプです。ぶっちゃけ中途半端です。
<スーパーツーリストDX>
スーパーツーリストにパニアバッグ用のサイドバーが追加され、
リアバッグとパニアの同時使用に向くタイプです。長距離向けです。
次にホイルサイズを選びます。
大半が26インチから700Cまで対応していますが、唯一29インチMTBだけは
専用の29インチ用を選ぶか、レッグ高さ調節が可能なユニシリーズを選びましょう。
その他のMTB、ロード、ランドナーなどはどのシリーズでも大丈夫です。
なおファットバイクは問答無用で1種類しかありません。
次にディスクブレーキの有無が問題になります。
MTBのディスク車はディスク対応を選びます。
その他車種のディスク車は非対応でも大丈夫なことが多いです。
例えば店長の私物は700Cロードディスク車ですが、ディスク非対応の
スーパーツーリストDXを装着しています。
左はディスク非対応、右はディスク対応型です。
ブレーキキャリパーを大きく迂回するデザインになっています。
上ディスク、下非対応
同じスーパーツーリストDXでも幅が大きく違います。
最後に、バインダーというのは天板に取り付けて雑誌や新聞を挟むクリップのようなものです。
メッセンジャーの人が書類を挟むのに便利だと聞いたことがあります。
あまり日常で出番はないかもしれません。
<まとめ>
なんだかごちゃごちゃしていて結局わかりにくいので例を挙げます。
例1:Vブレーキの27.5インチMTBにエクスプローラーを付けたい
→ エクスプローラー ¥3,500
例2:ディスクブレーキの700Cシクロクロス車にスーパーツーリストDXを付けたい
→ スーパーツーリストDX ¥4,400
(車種によってはブレーキと干渉するのでスーパーツーリストDX ディスク対応 ¥5,600)
例3:ディスクブレーキの29インチMTBにエクスプローラーを付けたい
→ エクスプローラー 29er ディスク対応 ¥5,000
または ユニ エクスプローラー ディスク¥7,400
例4:ディスクブレーキの29インチMTBにスーパーツーリストDXを付けたい
→ ユニ スーパーツーリストDX ディスク ¥8,300
こんな感じでしょうか。
何も書いてないものは26インチから700Cまで対応しています。
車種によってついたりつかなかったりがあるので、現物で合わせてみるのが確実です。
当店では常時数種類を在庫していますのでお気軽にどうぞ。
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