さて前回の続きです。
良く晴れました。もう秋空ですね。だいぶ涼しくなっています。
(琵琶湖に飛び込むおじさんたちを眺めながら)
柴犬と戯れたり 、残り物で作ったうどんをごちそうになったりして
10時過ぎに出発しました。(これが間違いの元であった)
湖北の旧マキノ町は初のカタカナ町名で知られていますが、
静かで落ち着いたところです。
古い町並みが驚くほどよく保存されており一見の価値があります。
道路の中央のコンクリートは冬期の融雪用の温水です。
路上の錆もそうですが、この辺は豪雪地帯なんですね。
かつては琵琶湖を使った水運で、日本海側から運ばれる産物を
京都に運ぶ玄関口として栄えたそうです。
立派な商家が軒を連ねています。
べんがら格子に二階の虫篭窓(むしこまど)と、
京町家と非常に似た造りになっており、京都の文化圏なのだと感じられます。
近年塗り替えたと思われるべんがら、とても良い色です。
きっと住まわれている方も大事になさっているんでしょうね。
さて町並みを鑑賞したり写真を撮ったり、
地元の古老に捕まって話を聞かされたり(2ループくらい)しつつ、
琵琶湖の湖岸沿いを南下しました。
町屋同士の隙間の路地、 奥には琵琶湖の湖面が見えます。
なかなか新鮮な眺めですね。
琵琶湖沿いは古い町並みが保存されているので、うろつくだけでも
一日楽しめます。オススメです。
高島駅付近で休憩しました。
古い商家を改装したテナントエリアがありました。
ここもとても良いスポットだったので後日別にまとめたいと思います。
琵琶湖きれいですね。
こんな事をしていて時間は大丈夫か?
ばーっと南下して琵琶湖大橋のほとりに来ました。
高島から先は道が狭くなり、このあたりでは車道と歩道の隙間を走ることになります。
交通量も多いので注意が必要です。
大津に戻ってきました。
こちらは琵琶湖疎水の入り口です。
疎水に沿って小関越えです。
小関越えました。
傾斜が!積載車には辛い(結局押した)
が、真の辛さは下りでした。積載車のブレーキは辛い...
山科を抜けて蹴上から京都入りです。
噂には聞いていましたが京都の市街地は大渋滞です。
歩道には観光客があふれ、車道はバスとバスとバスと車で埋もれて
自転車でもすり抜けられません。
バスの熱気で茹でられながら八坂神社から五条通を抜けました。
四条通は混みすぎで通れません。
五条通を抜けて桂川を渡ります。
店長はかつて桂に住んでいたことがあったのです。
桂川(通称ヅラ川)ではよくタナゴを釣っていました。
タナゴは綺麗な魚ですが苦くて食えません。
懐かしいのでうろうろしましたが時間の無駄でしたね...
なお、桂離宮の裏、桂大橋の近くにある中村軒は
かき氷やわらび餅がとてもおいしいので、わざわざ桂まで出向く価値があります。
個人的にはここのみたらし団子が一番ですね。
桂川沿いを南下します。大阪に入りました。
このあたりで我らが桂川は淀川に名前を変えます。
さらば桂川。
ああー日が暮れるー...
ここはどこ?正直大阪は初めて走るので道が分かりません。
もっと早く出れば明るかったのに...
Googleマップを頼りに進みます。
てんろくに着きました。
地下鉄でしか来たことがなかったので新鮮ですね。
梅田!
大阪駅に着きました。
大阪市内は初めて自転車で走りましたが、
道が広いので車道を問題なく走れました。
かなり走りやすかったので驚きました。
きっと大阪のドライバーはマナーが良いんですね。
そのまま大阪南港フェリーターミナルへ。
輪行する気ゼロ。まさかの寝かせて乗船です。
フェリー会社によって積載方法は色々です。
九州に行くフェリーでは自動二輪と自転車と原付と、
まとめてロープで縛られた覚えがあります。
復路は156kmでした。
さて琵琶湖いかがでしたでしょうか?
遠いようなイメージがありますが、フェリーと輪行を使うと
比較的楽に行けます。
週末のお休みを使って行ってみてはいかがでしょうか?
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